2010年05月20日

京都点滴混入裁判 検察側が懲役15年を求刑(産経新聞)

 3人の娘の点滴に水道水などを混ぜ死傷させたとして、傷害致死などの罪に問われた母親の高木香織被告(37)=岐阜県関市=の裁判員裁判の論告求刑公判が17日、京都地裁(増田耕兒裁判長)であった。検察側は「看護に尽くす母親とみられ満足感を得るため、子供を道具として使った身勝手な犯行」として、懲役15年を求刑した。

 弁護側は「(注目を浴びるため子供を病人に仕立てる)代理ミュンヒハウゼン症候群(MSBP)で判断能力が低下していた」として、執行猶予付きの判決を求め結審した。判決は20日。

 検察側は論告で、「子供たちは最大の庇護(ひご)者であるべき母親から知らぬ間に命の危険にさらされ、逃れるすべはなかった」と指摘。MSBPについては「病名ではなく単なる症候群。刑を軽くするべき事情ではない」とした。

 一方、弁護側は、高木被告が「MSBPにより善悪の判断能力が低下していたことから、強く非難できない」と指摘。「家族が注意し、本人が精神科医の診療を受けるなどすれば再犯の可能性は低くなる」と訴えた。争点の四女に対する最後の混入時期については「(重篤状態になった)4月21日以降は混入していない」と改めて主張した。

 論告などによると、高木被告は平成16〜20年、入院中の四女の点滴に水道水を混ぜ死亡させたほか、三女と五女にも点滴に水道水などを混ぜ、敗血症などを発症させたとされる。

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2010年05月13日

器物損壊 鳩山一郎元首相墓に黄色塗料 谷中霊園(毎日新聞)

 6日午前5時50分ごろ、東京都台東区谷中7の谷中霊園で、鳩山由紀夫首相の祖父・故一郎元首相の墓石に塗料が付いているのを、散歩中の男性が見つけ110番した。警視庁下谷署は器物損壊事件として捜査している。

 下谷署によると、塗料は黄色で、墓石の正面全体に付いていた。スプレーで吹きかけられたとみられる。巡回警戒中の署員が5日午後11時40分ごろに確認した際には異常はなかったという。

 谷中霊園は終日出入り自由。鳩山家の墓石が3基並んでいたが、中央の一郎元首相と妻薫さんの墓石1基だけに塗料がかけられていた。警視庁から連絡を受けた鳩山首相は6日午前10時40分ごろ、下谷署員とともに谷中墓地の現場を訪れ、墓前に手を合わせた。【山本太一】

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